国内最大規模の国際音楽賞「MUSIC AWARDS JAPAN 2025」（MAJ）の授賞式が5月21日と22日に開催され、全62部門の受賞者が発表された。今回の大きな話題は、ヒップホップデュオのCreepy Nutsが4冠を達成したことだ。

Creepy Nutsの楽曲「Bling-Bang-Bang-Born」は、最優秀楽曲賞をはじめ、最優秀ジャパニーズソング賞、最優秀国内ヒップホップ/ラップ楽曲賞、最優秀バイラル楽曲賞を受賞。さらに、ヨーロッパ、北米、ラテンアメリカでも最優秀日本楽曲に選ばれるなど、国内外で高い評価を得た。

最優秀アーティスト賞はMrs. GREEN APPLEが獲得。彼らの楽曲「ライラック」はカラオケ特別賞も受賞し、幅広い支持を集めていることがうかがえる。新人部門では、最優秀ニュー・アーティスト賞をtuki.が受賞した。

アルバム部門では、シンガーソングライターの藤井風が「LOVE ALL SERVE ALL」で最優秀アルバム賞を獲得。また、YOASOBIの「アイドル」が最優秀アニメ楽曲賞とTop Global Hit from Japanを受賞し、日本のアニメ文化と音楽の融合が世界に認められた形となった。

K-POP部門では、aespaの「Supernova」が最優秀アジア楽曲賞を受賞。SEVENTEENの「God of Music」がKorean Popular Music特別賞を獲得するなど、韓国アーティストの活躍も目立った。

MAJは「世界とつながり、音楽の未来を灯す。」をコンセプトに掲げ、日本の音楽をグローバルに発信する場として機能している。今回の受賞結果は、日本の音楽シーンの多様性と国際競争力を示すものとなった。

授賞式の模様はNHKで生中継され、YouTubeでも全世界に配信された。音楽ファンにとって、この結果は今後の日本音楽界の動向を占う重要な指標となりそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000022.000151661.html